第三回いしかわ生物多様性カフェアンケート結果
データを示すだけで特に分析はしていません。
一般参加者数33名
回答者数:32名
回答率:97.0%
①年齢
10代:3.1%(1名)、20代:28.1%(9名)、30代:9.4%(3名)、40代:18.8%(6名)、50代:25.0%(8名)、60代:6.3%(2名)、70代以上:9.4%(3名)
②性別
男性:34.4%(11名)、女性:65.6%(21名)
③職業
会社員:13.3%(4名)、公務員:10.0%(3名)、教員:10.0%(3名)、自営業:3.3%(1名)、主婦/主夫:3.3%(1名)、パート/アルバイト:16.7%(5名)、学生:26.7%(8名)、無職:3.3%(1名)、その他:13.3%(4名)
大学の研究室主催のカフェだからでしょうか、学生が一番多くなっていますが、さまざまな職業の方が参加していることがわかります。
④参加回数
初めてが43.8%(14名)、二回目が25.0%(8名)、三回目が31.3%(10名)でした。
⑤満足度
大変満足:37.5%(12名)、満足:46.9%(15名)、どちらともいえない:9.4%(3名)、あまり満足ではない:3.1%(1名)、満足ではない:0.0%(0人)
約84%の参加者が満足(大変満足と満足を合わせた数値)したと回答しています。
自由回答には以下のような言葉が寄せられました。
・自分も気になっていた餌付け問題に関して、具体的な事例であるとか、賛成・反対の双方の意見を聞けて、自分の考えにも影響をもたらすものであったから。
・今、自分が参加している取り組みにすごく参考になったため。
・意識しない(よく知らない)法律視点の生物テーマ
・保護と管理、餌付け問題、指定されないと保存法に値しない、線引きの難しさ。人間が生きるために生物資源は必要。どう関わっているか教えられる機会を得ました。
リラックスできた。もちろんトピックも楽しめた。
・普段あまり関わらないようなみなさんのお話が聞けたり、高橋さんのお話を聞けてよかったです。
・保護されている動物、駆除されている動物(食べられる動物)線引きは難しい課題だなと思います。
・明らかに詳しいプレゼンをくれました。
・もっと突っ込んだ内容を期待したい。
・日米の自然公園の違いははじめて知りました。大変勉強になりました。
・自分の知らないことを知れたから。
・法律と聞いたので、少し堅苦しい感じかと思っていたが、親しみやすかった。
・生物多様性の知識を復習させてもらいました
・高橋先生の講演と受け答えが良かった。もっと時間が欲しい。
⑥参加して生物多様性と人の暮らしについて、考え方は変わりましたか
大きく変わった:3.3%(1名)、変わった:43.3%(13名)、どちらともいえない:20.0%(6名)、あまり変わらない:26.7%(8名)、変わらない:6.7%(2名)
約47%の参加者が変わった(大きく変わったと変わったを合わせた数値)と回答しています。
自由回答には以下のような言葉が寄せられました。
・視野が広がった。色々な方々の考えが聞けて面白い。
・奈良公園の鹿や、池の鯉など、野生生物への餌付けには良い印象をもっていたが、その生物の生命維持の力を損なったり、周囲の迷惑になったりと、リスクもあるということがわかったから。
・生物・環境保護について自分の認識、考えを改めることができた。
・大変勉強になりました
・命は自然で守られている。
・いろんな立場の人からの話を聞くことができる。
・色々な視点で自然や生き物・環境と自分との関わり合いを学びたいと思うようになりました。
・「生物多様性」がなぜ重要か、考えてみる、調べてみるきっかけになった。
生物に関しての法律を今まであまり意識せずに生活していましたが、今回のお話を聞いて、見方(守られているなど)が増えたような気がします!!
・普段から、このテーマについて考えているから。
・もともと知識がある。
・「私たちは野生生物を食べている」という視点がおもしろかったです。
・興味関心を持つ方が少なすぎる
・日常生活の中で、もっと環境を保護するのを考えるべきです(例えば、使い捨ての物はなるべく使わないようにする)。
⑦今後も参加したいと思いますか
参加したいと思う:93.3%(30名)、思わない:0.0%(0名)、わからない:6.7%(2名)
今後も参加したいという回答者が9割を超えています
⑧興味があるテーマ
・今回のお話を聞いて、日本の国立公園について興味を持った。私の地元も伊勢志摩国立公園に指定されているが、どういう意味があって視点されているのかすら知らず気になったから。
・ヒトの食卓の変化と多様性
・人(里山里海)がたずさわることで、自然はより豊になるのか。
・自然と共生
・北陸の自然
・地震や災害時に野生動物は事前に察知?どこへ 関西の友人がアライグマの動画を見せてくれました。こっちは穴グマの方が多い。住み分けしている?
・昆虫
・合意形成
・汚染、または汚染を綺麗にする解決
・クマ問題
・気候の問題と生物
・植物、文化(芸術、食etc)、経済、法律
・こどものゲーム依存を防ぐには?経済
・野生動物の生息地におけるよそ者の力(里山など)
・里山、希少種
・歴史、法律、ビジネス、外来種減らすためにはなど。野外活動。
・生物多様性と教育(学校)、生物多様性と開発(商業主義)、生物多様性と観光、生物多様性とノラ生物
・ゴミの回収・処理する方法と環境保護の関係。地球の温暖化に支援する方法(一人でもできること)。
・5年後、10年後、19年後の石川県と金沢,能登大震災からの復旧、復興を考える,石川、金沢の子ども、若者に何を期待するか。
⑨全体としての感想として、以下の声が寄せられました。
・今回、法律関係の少々固い話だったが、スライド最後から2番目の絵がすごく可愛くて味わい深かった。地震で家の内外で被害があり、不自由な生活が続き、余震もたびたびで気持ちが落ち込んでいる中、予定通り第3回が開催され、参加出来、少し気が晴れました。ありがとうございました。荒れた家の中で滅入っているより、若者の顔をみて話をきくだけでも気持ちが少し明るくなります(不謹慎?)。
・野生生物の保護および管理について、保護リストのような「ただ呼応すれば良いだろう」というような、漠然とした枠組みを作れば最適化できるという湯なものではなく、法律や人間の都合など、さまざまなものが複雑に交錯していることを考慮する必要があることに気づくことができた。
・様々なバックグラウンドを持った人たちが、それぞれの意見を率直に話せる、良い話題提供の場だと思った。
・法律系による整理が興味深かったです。初めて発言できたのでうれしい。連続して参加している方とお話しできて、新たなつながりができた気がします。
・学生の方や先生方の参加も多く、質疑応答が興味深かったです。
・餌付けについて、いろんな意見が聞けた。
・自分は野生・あるいは人の管理下にない生活圏の生物にエサをやらないことをフツーに思っているが、やる人もいることは知っている。しかし、そのような人々がどういう動機なのか、あまり考えたことがなかった。
・人が手を加えて保護した管理区だけでのみ生きる生物は野生といえるのかなと思えました。逆に人が手助けしないと絶滅してしまう生物は、すでに絶滅したものと考えられるかも。全ての生き物を大切にする気持ちは皆持ち続けなければいけないですね。
・人間が生物(動物)にエサをあげていいのか、植物をコントロールしてよいのか、という問いだけでも話はつきませんね。こういった話題は、このようなカフェでゆるーく話すといいですね。
・もっといろんな考え方を聞きたかった(市民の方の)。
・自分の知らないこと、考えを深められた。
・現在、勤務先が避難所になっているため、「法律」が本来の目的のために運用されるための人の部分に疲れはてていて、今日のテーマは少し疲れる内容でした。
・興味深いプレゼンで、新しい情報色々聞けるようになった。
・種が絶滅するのは、地球の歴史から見ると(ごく当たり前のこと)当然なので、生物多様性を守るという考えは、人間のエゴでしかないのでは。
・高橋先生のお話がおもしろかったです。わかりやすかったです。こういう分野の法律をよく理解できていませんでした。よい機会でした。是非とも続きをお願いしたいです。ありがとうございました。
・餌付け問題など具体的な話になると議論が活発になりよかった。餌付け等、人が野生生物にかかわる時に、法でおさえつけるのは真の解決にならないと考える。知識、マナー、ルールなどが普及し、生物多様性に貢献する関わりが文化として根づくといい。
・知らない情報も知り、ビックリすることありました。ありがとうございます!!※地震と生物に関しては、先生がおっしゃられた「おもしろい」というのは、まだ適切な言葉ではないと思います。ただ、メンタルコーチは「罪悪感?」「不謹慎?」やることやったら自分が楽しむことを否定しません。学び多かったです。ありがとうございました!!
・中国では象牙は禁止ですが、象牙の違法取引は完全に停止されたわけではないです。
・法と文化との関わりもあると思った。今あるものを活かす。なぜ生物が必要か?人間の手による・・・|人工的なこと・・・。生息地の保護、日本の国立公園とアメリカの違い。自然公園に対して。
・勉強になりました。
・初めて聞く私でもわかりやすい説明で面白かったです。
・おもしろい話でしたので、途中退出するのがおしかったです。ありがとうございました。
人間が環境を保護するのは、実は人間のことを救うことだと思います。環境保護(生物多様性も含める)と経済の発展は、利益のかち合いがあるので、ちゃんと強調しなければならないと思います。
・次回ワークショップも楽しみですが、用事で参加出来ないのが残念であります
・次回「私のほっとけない」楽しみです。