予定通り開催します・第三回いしかわ生物多様性カフェ

1月1日16時10分に発生した能登半島地震によって、被災されたみなさまならびにそのご家族、知人にみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
また被災者の救済と被災地の復興のために支援に尽力されている方々に、深く敬意を表します。
被害にあわれたみなさまのご無事をお祈りするとともに、1日でも早い復興を心より願っています。
 
私自身は、コミュニティの再生に向けて自分にできることを考えているところです。
 
こうした状況の中、第三回いしかわ生物多様性カフェは予定通り開催することにいたしました。
このような時だからこそ、直接会って対話をしていくことが重要だと考えています。
よろしければ無理のない範囲でご参加いただければと思います。

よろしくお願いいたします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【話題提供者】高橋満彦さん(富山大学教授)

【テーマ】法律は生物多様性を守るのか?

【日時】2024年1月19日(金)18:30〜20:30

【場所】石川県立図書館 研修室(文化交流エリア2F) ※対面のみです

【対象】どなたでも参加できます(参加費無料)

【定員】40名程度

【主催】金沢大学先端観光科学研究所 菊地直樹研究室

【共催】石川県立図書館、いしかわ環境パートナーシップ県民会議(いしかわ自然学校)

【協力】石川県立大学 上野裕介研究室

 

無事です:能登半島地震

1月1日16時10分頃発生した能登半島地震。
金沢市の自宅にいましたが無事です。
多くの方から、あたたかい言葉をいただき感謝しています。

被害がこれ以上拡大しないことを祈るとともに、自分にできることを考え行動に移していきたいと考えています。

第28回 「野生生物と社会」学会大会でポスター発表しました

第28回 「野生生物と社会」学会大会(つくば大会)でポスター発表しました。

タイトル:バードウォッチャーの専門志向化からみた行動・意識の相違
報告者:愛甲哲也(北海道大学)・千葉利久(SCSL(株))・菊地直樹(金沢大学)・早矢仕有子(北海学園大学)・高橋満彦(富山大学)・豊田光世(新潟大学)

 

目的は、バードウォッチャーを専門志向化で区分できるか、専門志向化と観察場所の選択や重視することへの影響を明らかにすることです。

調査方法はWebアンケートです。

見たことによる種でバードウォッチャーをカジュアル・バードウォッチャーからシリアス・バードウォッチャーまで三つのクラスに分けました。シリアス・バードウォッチャーは、野鳥観察の場所を選択する際、目的の種や野鳥との距離、他者との情報交換や交流を重視しており、情報の発信と評価への期待も高いことがわかりました。

関東エコロジカル・ネットワーク10周年記念シンポジウムに登壇します

関東エコロジカル・ネットワーク10周年シンポジウム
「関東の空にコウノトリとトキが舞う 環境と治水の好循環 10年のあゆみとこれから」

パネルディスカッション「河川を基軸とした生態系ネットワークによる魅力ある地域づくり」

 

開催日時:2023年11月23日(木)13:30~16:10

会場:千葉県野田市役所8階・大会議室

 

参加申込は以下から

https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000864719.pdf

いしかわ生物多様性カフェはじめます

人の暮らしと生物多様性にかんするサイエンスカフェを始めることにしました。

 

第1回目

日時:2023年9月29日(金)18時30分〜20時

場所:石川県立図書館食文化体験スペース

話題提供者:中村浩二さん(金沢大学名誉教授)

テーマ:生物多様性から考える、いしかわの現在と未来

 

とても素敵な県立図書館で開催することができ、少しワクワクしています。
当面は2ヶ月に1回程度の頻度で開催します。

 

ご興味がある方はぜひ、ご参加ください。

 

コウノトリ市民科学勉強会・交流会でコーディネーターを務めました

コウノトリ市民科学勉強会・交流会
開催日時:2023年8月27日9:30-11:30
開催場所:越前陶芸文化村(福井県越前町)
主催:日本コウノトリの会 
 
2018年からの5年間で市民からの情報提供が約9万件。福井県の飛来情報は5500件。膨大なデータを使った福井県のコウノトリの行動分析などが示されました。福井県では田んぼを利用することが多いが、全国的には池沼が多いこと、福井県は繁殖地で、瀬戸内海側が越冬地担っているなどなど。
私からは、市民科学は「専門家ではない当事者性をもった人びとが行う問題解決志向の調査活動」であり、市民が使ってこそのものと問題提起をさせていただきました。福井県内で活動している人たちのネットワークを形成するためにも、市民科学を活用しようといった意見交換を進めました。
2005年から付き合いのある方、10年ぶりに再開した人、今回初めてお会いした方などなど、私にとってもいいネットワークをつくることができました。若手の農業者と色々とお話しできて、とても楽しかったです。

ページの先頭にもどる