『保全生態学研究』第28巻 1号に拙稿が掲載されました
報告タイトル:“Interlinkages between biodiversity and human society: An environmentalsociological perspective”
セミナー名:Seminar on Ecosystem Service Accounting, Valuation and Conservation for Sustainable Development and Human Well-being Inviting Professor Lars Hein
日付:May 25, 2023
開催地:Graduate School of Human Development and Environment, Kobe University
得意ではない英語での報告。
元地球研のメガシティプロジェクトの内山さんのお誘いを受けて。
ちょっと場違いだった気もしますが・・・。
コロナ禍をきっかけにバードウオッチングに関心を持つ人が増えている。大自然の中の鳥が雄大に飛ぶ姿から、もっと身近な街の鳥が見せるかわいらしいしぐさまで。人が熱を上げすぎると、鳥たちを脅かす可能性もある。さえずりを聞きながら、鳥と人との新しい距離について考えたい。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD24C160U3A220C2000000/
2023年3月、日経新聞の福島さんという記者から、バードウォッチングについて取材したいとの連絡が来ました。
拙論文「北海道知床半島のシマフクロウを見せて守るための実践的課題」を読み、保護とエコツーリズムについてお話を伺いたいということでした。
福島さんは、根室で外国人のバーダーに話を聞いたり、シマフクロウを観てきたりしたということでした。
お役に立てるかどうかわかりませんが、引き受けることにしました。
取材はオンライン。今時、取材はオンラインメインなのかもしれません。
この記事には、以下のコメントが掲載されています。
「自然保護は大切だが、人は姿も見たことがない動物に対し、守りたいとは思えない面もある」と両者に理解を示す。その上で「ガイド料の一部を保護活動に充てるなど、『見せる』と『守る』が循環する仕組みを作っていけないだろうか」と提案する。
現在、科研費で進めている研究内容と一致する記事でもあります。
有料会員向けの記事ですが、関心がある人はぜひお読みください。
ほぼひとりごとを更新しました。
ふたたびエコツーリズム(データサイエンスとのコラボ?)
たまには、自分の趣味についてひとりごと。
備忘録として。
2023年4月1日より所属先が変更となりました!
金沢大学先端観光科学研究センターから
金沢大学先端観光科学研究所に異動しました。
どこが変わったのでしょうか?
わかりにくいですよね。
人間社会研究域附属のセンターから全学の附置研究所への組織改変に伴い、センター所属の私は研究所の所属に変更となったのです。
研究室の引っ越しもありませんし、付き合う人も大きく変わるわけではありません。
仕事の内容は?といえば、今のところどう変わるか不明瞭です。
ただ、大学からの期待は上がるんでしょうね。
一人専任状態は変わらず。
一人専任だと、私の業績がまるごと研究所の業績とカウントされることもあり、けっこうキツイんですよね。ちょっと勘弁してもらいたい気持ち。
これからもよろしくお願いします!
ほぼひとりごとを更新しました。
『環境社会学事典』の紹介です!
『環境社会学研究』28号の特集「グリーン化する社会の環境社会学−グリーンインフラとどう向き合うか」についての雑文です。
@Naoki Kikuchi 2018