第一回 のと里山里海カフェ(10/25開催) 参加者アンケート結果
2024年10月25日開催の第一回 のと里山里海カフェの参加者アンケートの結果です
データを示すだけで特に分析はしていません。
一般参加者数:31名
回答者数:28名
回答率:90.3%
①年齢(回答数28)
10代:0.0%(0名)、20代:28.6%(8名)、30代:3.6%(1名)、40代:21.4%(6名)、50代:25.0%(7名)、60代:17.9%(5名)、70代以上:3.6%(1名)
②性別(回答数28)
男性:35.7%(12名)、女性:85.7%(16名)
③職業(回答数28)
会社員:21.4%(6名)、公務員:10.7%(3名)、教員:7.1%(2名)、自営業:3.6%(1名)、主婦/主夫:0.0%(0名)、パート/アルバイト:14.3%(4名)、学生:28.6%(8名)、無職:10.7%(3名)、その他:3.6%(1名)
学生が半数でした。
④カフェのことを知った情報源(回答数27 複数回答)
チラシが22.6%(6名)、菊地直樹のサイト/フェイスブックが22.6%(6名)、県立図書館が3.7%(1名)、いしかわ自然学校が7.4%(2名)、クチコミ7.4%(2名)、金沢大学のアカンサスポータルが25.9%(7名)、その他が25.9%(7名)でした。
⑤満足度(回答数26)
大変満足:46.2%(12名)、満足:42.3%(11名)、どちらともいえない:7.7%(2名)、あまり満足ではない:3.8%(1名)、満足ではない:0.0%(0人)
自由回答には以下のような言葉が寄せられました。
・能登の人の話が不在のままの話だったなと思いました
・能登復興、世界農業遺産にいろいろ勉強になりました
・参加した人の質問を聞かせていただいて面白かったからです
・楽しい雰囲気の中で進められて、専門家と市民の交流の場となっていました
・能登の過去からの生業や今後の復旧/復興に向けたことも話せたため
・能登が他地域と密接に関わっていることがよく分かった
・知ること、教えてもらい、それについて考える。能登についてちゃんと知れたこと。これからについて考える。つながり関係人口、何ができるか
・能登の里山里海のことが、シンプルにわかりやすく伝わりました
・里山里海に対する考え方が変わり、非常に良いものであると感じることができたから
・あらためて里山里海を理解できた
・里山里海の価値を数値化して「見える化」することが生業の収入につながると言うのは、とてもいいと感じた。また、ランドスケープ方の世界農業遺産であることのメリットを改めて見出すことができた。色々な面で活用できればと思う。里山里海が近しい関係であることのメリット(価値)
⑥参加して能登の里山里海について、考え方は変わりましたか(回答数26)
大きく変わった:19.2%(5名)、変わった:61.5%(16名)、どちらともいえない:11.5%(3名)、あまり変わらない:3.8%(1名)、変わらない:3.8%(1名)
自由回答には以下のような言葉が寄せられました。
・関係人口の持ち方について。今、能登で働いている人たちと関わりを持つことも関係をつくり、復興への道を拓いていくと思ったので。
・勉強になりました
・里山里海の維持に人の管理が重要であると知った
・「人が暮らしてこその『里山里海』」「能登で人々が暮らすことの『理由』を大切にしたい」という2点が重く心に響きました
・能登のリデザインの方向性について、とても大きく考え方が変化した
もっとわかるようになりました
・生物の種類は思ったより多いからです
・知らないことが多かったです
・半島の特徴の強みを知った
・能登の伝統的な炭焼き産業とCO2削減について、いろいろと勉強になりました
・ランドスケープアプローチ。能登の里山里海の豊な特徴を知りました。里山の森林の分布図、藻場面積日本一、海と山の生み出す価値。すごいと思いました
・奥能登のイメージを改めて欲しい!→先鋭的な人材や動きがあることを知ってほしいと言う意見に心動かされました!
・過去から里山里海に対する感覚、付き合い方は変わっていることを初めて知った
・仕事上、大きくかかわっており考え方が一緒であることから、変わらない
⑦今後も参加したいと思いますか(回答数27)
参加したいと思う:88.9%(24名)、思わない:0.0%(0名)、わからない:11.5%(3名)
⑧興味があるテーマ
・復興してきた町など知りたい
・記録をどう残していける?
・能登については、何回かやる価値があると思います。
・地震からの復興
・やはり能登の復興でしょうか
・文化、伝統の引き継ぎ
・狭い土地の中で暮らしていける知恵があるという話が印象的でした。具体的な暮らしぶりに興味が湧きました・農業遺産、ランドスケープについてです
・能登里山里海の「里」の意味
・考古学的視点
・里山里海のエコツーリズム、住民の自然利用の知識
・環境共生、インフラのあり方、住民の方々の考え方等をもっと聞きたい
・能登の山林(震災前後)
・ふる里について。能登の子どもたち、加賀子どもたちはどう考えているのか聞いてみたいです
・交通の不便さを解決できる手法はないのか?(海からのアプローチは不可能なの?)半島であることの強み
・二地域居住
・関係人口
・創造的復興
・災害で避難している人が多いことから、里山里海の保全等ができない状況にある。今後、どうやって保全していくのか。「災害後の里山里海の保全」
⑨全体としての感想として、以下の声が寄せられました。
・能登のことをもっと深く知りたいと思った。
・能登の人の気持ちが不在だったと思いました。
・今後も参加したいと思うが、第2〜4回能登開催だと行けなくて残念。でも能登開催は大変大事で必要だと思う。震災+豪雨雨で未来に希望が持てないまま徐々に首をしめられていくことで、生きる気力が失われていく。R5.7月崖崩れによる浸水、R6.1月地震による家屋破損で今も修繕できないでいる我が家の状況は、能登の大災害とは比較にならないほど小とは自覚している。でも大変長期に渡りつらく、解決の見込みがついていないので、共感できる部分が多くある。やっと生きているが、あまりにつらいと生き続ける気力がなくなり、生活(食事その他)が投げやりになり、体調悪化し、精神も病んでいく。悪循環から抜け出せず、どんどん落ち込んでいく。家の中にじっとこもっていると一層負の感情に支配されてしまう。他の場所、他の考え方をする人達と会って話をすることで、物の見方、考え方を変えられる。救いを求めて生物多様性カフェに通っている部分が多々ある。自分は体力も気力も落ちていて今一番求められている(と思う)実働部隊員に離れないが、話を聞くことはできるし、考えを持つことができる。ここに来ていない人に「おいでよ」と言うこともできる。人と人をつなげることもできる。自分も救われたいが、何もできないと思っていた自分でもできることはありそうだと希望がほの見える機会に感謝している。
・知らなかったことが多く、良い学びとなりました。
・伊藤先生のお話ももちろんでしたが、聴いている人の意見なども非常にためになりました
・”最後の能登にゆかりをもたれているお2人のコメントに希望を感じました。
①日本全国の人が石川県、奥能登の場所を知ってくれている状況はチャンス
②今の状況ほど、能登にいろんな人が来てくれている状況はない
私の家族にも福島の復興支援を機に、いわき市に移住して幸せに暮らしている者がいるので、実際にそのような可能性はあるなと思いました”
・能登が時代に合わせて柔軟に変化してきた地域だと聴き、能登に対するイメージが大きく変わりました
・とても憂鬱になりました・・・。前向きなエネルギーに変換する努力します
・面白かったお話を聞かせていただきました
・伊藤先生の豊な里山研究と優しい語り口が印象的でした
・景観の維持と経済発展とのバランスを取るのが大切だと思います
・金沢に住みながら中能登の里山で小さな畑をやっていますが、人手不足等で続けることが困難に思っている。今回のお話で、やはり大切にしなくてはと思った。地域の人たちとのつながりや新しい仲間づくり等、努力したい
・実際に能登の方々とも議論ができて非常によかった
・昔から薪→炭→景観価値。自主性。能登の人々が復興できる希望がまだまだあると思えます。付加価値を見つけてアピールしてあげるお手伝いができればと思います。農林業はかなり支援が必要です。自然回帰は多くの和解力の補助が必要ですね。経済活動が復興の近道だと思います
・能登の人から「のとを見捨てないで」というコピーが嫌だ、と聞きました。能登の魅力、プライド、勝ちみたいなものを、もっと明らかにして、外に伝えていくことが大切かも知れないと思いました。とても学びになりました!
・能登の復旧・復興とは切っても切り離せない、むしろキーになる里山里海の価値を知ることができて、とても良かった
・能登の里山里海について、無知な部分もあったが、今回のセミナーで理解することができた
・創造的復興の新たな視点が見つかった
・より深く里山里海について理解できたのでよかった